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問題
つるとかめが、合わせて10ぴきいます。
足の数は、全部で28本です。
かめは何びきいるでしょう?
つる(足2本)
かめ(足4本)
- つるの足 2本
- かめの足 4本
- 合わせて 10ぴき
- 足は全部で 28本

先生わかっていることは4つ。つるの足は2本、かめの足は4本、合わせて10ぴき、足は全部で28本。聞かれているのはかめの数よ。

そらうーん、どこから考えればいいか、わからない…。
30秒答えを見る前に、30秒だけ自分で考えてみよう。かめは何びきだと思う?
答えを見る
かめ4ひき(つる6ぴき)
どうしてそうなるのか、ここから一歩ずつ見ていきます。
1表で、1ぴきずつ調べてみよう
いきなり式を考えなくても大丈夫。まずは「かめが0ぴき」「かめが1ぴき」…と、1ぴきずつ足の数を数えてみます。
つる 10ぴき×2本 + かめ 0ひき×4本 = 20本
| つる | かめ | 足の合計 | |
|---|
| 10ぴき | 0ひき | 20本 | |
| 9ぴき | 1ひき | 22本 | +2 |
| 8ぴき | 2ひき | 24本 | +2 |
| 7ぴき | 3ひき | 26本 | +2 |
| 6ぴき | 4ひき | 28本 | +2 |

そらかめが1ぴきふえるたびに、足が2本ずつふえてる!

先生よく気がついたね。この「2本ずつふえる」が、つるかめ算のカギなの。表を書かなくても、計算だけで答えが出せるようになるよ。
2「10ぴき全部つる」と考える
表のいちばん上の行と同じです。10ぴきが全部つるだったとしたら、足は何本になるでしょう。
考えてみようつるの足は2本。10ぴき全部つるなら、足は全部で何本?
答えを見る
2つる1ぴき
の足×10全部の
ひき数=20全部つるの
ときの足
3足りない足を数える
全部つるだと20本。でも、問題では足は28本でした。
考えてみよう本当の足28本と、全部つるのときの20本。何本足りない?
答えを見る

先生足りない8本は、どこから来たのかな? 本当は、つるの中にかめがまざっているからよ。
4つるを1ぴき、かめに取りかえると?
つる 足2本
取りかえる→
かめ 足4本
考えてみようつるを1ぴき、かめに取りかえると、足は何本ふえる?
答えを見る
4かめの足−2つるの足=21ぴき取りかえる
とふえる足

そら表で見た「2本ずつふえる」と同じだ!
5答えを出して、たしかめる
足りない足は8本。1ぴき取りかえるごとに2本ふえます。8本をうめるには、何びき取りかえればいいでしょう。
考えてみよう8本を、2本ずつうめると、何回でうまる?
答えを見る
8足りない足÷21ぴきで
ふえる足=4かめに取りかえた数
=かめの数
かめが4ひきとわかれば、つるは残りです。
10全部の
ひき数−4かめの数=6つるの数
答え かめ 4ひき(つるは 6ぴき)
答えが出たら、必ずたしかめ
2つるの足×6つるの数=12つるの足の合計
4かめの足×4かめの数=16かめの足の合計
12つるの足+16かめの足=28問題と同じ28本!
ノートに書くときは
式はこの3つと答えでOKです。
2×10=20 (全部つるの足)28−20=8 (足りない足)4−2=2 (1ぴきでふえる足)8÷2=4 (かめの数)答え 4ひき
6ます目で見てみよう(面積図)
同じ考え方を、図にしてみます。足1本を、ます目1つで表します。つるは足が2本なのでます目2つ、かめは足が4本なのでます目4つを、たてにつみます。
① 全部つるだと、ます目は20こ
つる1ぴき=ます目2つ。それが10列で、2×10=20こ
考えてみよう本当の足は28本。ます目は何こ足りない?
答えを見る
② 足りない8こを、2こずつのせる
つるの列にます目を2このせると、ます目4つの列、つまりかめの列になります。
オレンジのます目=足りなかった8こ。2こずつのせて、4列がかめになった
全部つるのときのます目(20こ)足りなかったます目(8こ)
考えてみよう8こを2こずつのせると、何列がかめになる?
答えを見る
8足りない
ます目÷21列に
のせる数=4かめの列
=かめの数
③ 四角でまとめると「面積図」
ます目をまとめて、長方形でかいたものを面積図といいます。中学入試の解説でもよく使われる図です。
たて=1ぴきの足の数、横=ひき数、面積(広さ)=足の本数
全部つるの足(2×10=20本)かめでふえた足(28−20=8本)

先生オレンジの長方形を見てね。たては2本(かめとつるの足の差)、面積は8本(足りなかった足)。だから横は 8÷2=4 で、かめの数になるのよ。

そらます目で考えると、なんで割り算するのかよくわかる!
7まちがえやすいところ
「全部つる」で先に出るのは、かめの数
全部つると考えて、取りかえた数を出すと、それはかめの数です。問題が「つるは何びき?」なら、最後に 10−4=6 をわすれないようにしましょう。
「全部かめ」と考えても解ける
反対に、10ぴき全部かめだったと考えることもできます。今度は足が多すぎるので、へらしていきます。
4かめ1ぴき
の足×10全部の
ひき数=40全部かめの
ときの足
40全部かめ
の足−28本当の足=12多すぎる足
12多すぎる足÷21ぴき取りかえ
るとへる足=6つるの数

先生全部かめで考えると、先に出るのはつるの数。聞かれている方を出しやすいほうで考えればいいの。
8こんな問題も「つるかめ算」
つるやかめが出てこなくても、同じ考え方で解ける問題がたくさんあります。
自転車と三輪車車輪の数が「足の数」のかわり。自転車2つ、三輪車3つ。
おかしや果物の買い物1個のねだんが「足の数」のかわり。合計は代金。
テストの点数正解でもらえる点、まちがいで引かれる点。少しだけ注意が必要です(下の問題3)。
つるかめ算の合図
- 2種類のものがまざっている
- 1つ分の数(足・ねだん・点)がわかっている
- 全部の数と、その合計(足の本数・代金・点数)がわかっている
9確認問題3問(動画と同じ問題)
答えを3つの中から選んでね。紙に式を書いてから選ぶと力がつきます。
問題1
足が6本のカブトムシと、足が8本のクモが、合わせて15ひきいます。足は全部で100本です。
クモは何びき?
答えと解説を見る
答え:5ひき
「全部カブトムシだったら?」と考えます。面積図にすると、こうなります。
たて=1つ分の数、横=数、面積=合計
図の色と式を見くらべてね。
青の長方形6カブトムシ
1ぴきの足×15全部の
ひき数=90全部カブトムシの
ときの足
オレンジの面積100本当の足−90全部カブトムシ
の足=10足りない足
オレンジのたて8クモの足−6カブトムシ
の足=21ぴき取りかえ
るとふえる足
オレンジの横=答え10足りない足÷21ぴきで
ふえる足=5クモの数
たしかめ:カブトムシ10ぴきで60本、クモ5ひきで40本。合わせて100本。
問題2
1個80円のりんごと、1個120円のなしを、合わせて15個買うと、代金は1520円でした。
なしは何個?
答えと解説を見る
答え:8個
「全部りんごだったら?」と考えます。面積図にすると、こうなります。
たて=1つ分の数、横=数、面積=合計
図の色と式を見くらべてね。
青の長方形80りんご
1個のねだん×15全部の
個数=1200全部りんごの
ときの代金
オレンジの面積1520本当の代金−1200全部りんご
の代金=320足りない
お金
オレンジのたて120なしの
ねだん−80りんごの
ねだん=401個取りかえ
るとふえる
オレンジの横=答え320足りない
お金÷401個で
ふえる=8なしの数
たしかめ:りんご7個で560円、なし8個で960円。合わせて1520円。
問題3
正解すると10点もらえて、まちがえると3点引かれるクイズがあります。20問全部に答えたら、109点でした。
まちがえたのは何問?
答えと解説を見る
答え:7問
「全部正解だったら?」と考えます。面積図にすると、こうなります。
たて=1問の点、横=問題の数、面積=点数。0点の線より下は引かれた点
図の色と式を見くらべてね。
0点の線より上の全体101問正解
の点×20全部の
問題数=200全部正解の
ときの点
オレンジ+赤の面積200全部正解
の点−109本当の点=91へった点
オレンジ+赤のたて10正解でもらえる
はずだった点+3まちがいで
引かれる点=131問まちがえる
とへる点
オレンジ+赤の横=答え91へった点÷131問で
へる点=7まちがえた
問題の数
ここがポイント:1問まちがえると、もらえるはずの10点がなくなり、さらに3点引かれます。だから10−3ではなく、10+3=13点へります。
たしかめ:正解13問で130点、まちがい7問で21点引かれる。130−21=109点。
10まとめ
つるかめ算のポイントは2つ
- 「全部が片方だったら?」と考える
- 1つ取りかえると、いくつ変わるかを考える

先生もっと問題を解きたい人は、初級・中級・上級の3つのレベルに分けて用意しています。答えと解説つき。印刷用のプリント(PDF)もあるよ。

そらわたし、初級からやってみる!