角柱と円柱の体積 > 解説
中学受験の算数|小学6年(4年生から読めます)
うすい板を積み重ねると考えると、なぜ「底面積×高さ」になるのかが、図で見てわかります。
半径5cm、厚さ1cmの丸いホットケーキを、10まい、まっすぐ重ねました。
この形の体積は何cm³でしょう?
「体積」「cm³」の意味は、1でくわしく説明します。
10まい重ねると、つつの形(円柱)30秒答えを見る前に、30秒だけ考えてみよう。どうやって出せばいいかな?
785cm³
どうしてそうなるのか、ここから一歩ずつ見ていきます。
→ 最後の確認問題(問題3)で、いっしょに解こう。★の数はこのサイト独自の目安です。
体積は、もののかさ(大きさ)のことです。1辺が1cmの立方体(さいころの形)が、何こ分あるかで表します。
たて3cm・横4cmの長方形の上に、1cm³の立方体をならべます。
考えてみよう1だんに、立方体は何こならぶかな?
この12は、下の長方形の面積(3×4=12cm²)と同じ数です。
この形では、下の長方形の面を底面といいます(底面が横にあることもあります。3でくわしく見ます)。底面1つ分の面積を底面積といいます。
高さが2cmなら、同じだんが2つ重なります。
考えてみよう2だん積むと、立方体は全部で何こ?
考えたら、下へ進もう ↓

上と下に同じ三角形が向かい合っていて、まわりを長方形でかこまれた形を三角柱といいます。向かい合った2つの三角形が底面、2つの底面のあいだの長さが高さです。
考えてみよう底面は、底辺4cm・三角形の高さ3cmの三角形。三角形の面積は「底辺×高さ÷2」。底面積は何cm²かな?
考えたら、下へ進もう ↓
考えてみよう三角柱の高さは5cm。では、この三角柱の体積は何cm³かな?
底面積に、さっきの答えを入れると…
考えたら、下へ進もう ↓
「三角形の高さ」(底面の三角形の高さ3cm)と、「三角柱の高さ」(立体の高さ5cm)は別のものです。式の下の言葉で見分けよう。
三角柱や四角柱(直方体も四角柱のなかま)をまとめて角柱といいます。角柱の体積も、底面積×高さです。

上と下が同じ大きさの円で、まわりが曲がった面でかこまれた形を円柱といいます。最初のホットケーキの形です。底面は円です。
考えてみよう円の面積は「半径×半径×3.14」。半径5cmの円なら、底面積は何cm²かな?
考えたら、下へ進もう ↓
考えてみよう厚さ1cmのホットケーキ1まいの体積は? それが10まいなら?
1まいは、底面積の数と同じ 78.5cm³。10まいなので…
考えたら、下へ進もう ↓
底面の直径が10cm、高さが10cmの円柱なら、半径は5cmです。直径の10を半径のところに入れると…
直径は半径の2倍。それを2回かけるので、2×2=4倍になってしまいます。直径しかわからないときは、まず÷2で半径にしましょう。
ちくわのように、まん中に穴のあいた円柱があります。外側の半径は4cm、穴の半径は2cm、長さは10cmです。
体積は何cm³でしょう?
考えてみようどうやって出せばいいかな? 底面はどこだろう?
考え方はいつもと同じ、底面積×高さ。底面は切り口のドーナツの形(向かい合った同じ形の2つの面)で、高さは長さの10cmです。
考えたら、下へ進もう ↓
ドーナツの形の面積は、大きい円から小さい円を引きます。
どちらにも3.14がかかっているので、3.14は最後に1回だけかければ大丈夫です(大きい円は3.14が16こ分、小さい円は4こ分、ちがいは12こ分)。

答えを3つの中から選んでね。紙に式を書いてから選ぶと力がつきます。
底面が、底辺8cm・三角形の高さ5cmの三角形で、三角柱の高さが6cmの三角柱があります。
この三角柱の体積は何cm³?
答え:120cm³
20は底面積だけで、高さをかけわすれたとき。240は三角形の面積で÷2をわすれたときの数です。
底面の直径が6cmで、高さが10cmの円柱があります。
この円柱の体積は何cm³?
答え:282.6cm³
188.4は円周(6×3.14)に高さをかけたとき。1130.4は直径6cmを半径のところに入れたときの数です。
外側の半径が5cm、穴の半径が3cm、高さが10cmの、まん中に穴のあいた円柱があります。
この立体の体積は何cm³?
答え:502.4cm³
125.6は、半径の差(2cm)で2×2×3.14×10としたとき。785は穴を引きわすれて、外側の円柱だけを計算したときの数です。
角柱と円柱の体積のポイント

初級・中級・上級は、このページの練習問題の中での順番です(★の難易度とは別です)。
